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仮住まい

hirayamakunのゲーム専用blog

記憶復刻・ジョジョゲー編

あけましておめでとうございます。今年からゲームの環境が変わるので、より更新が乏しくなると思いますが、今まで通りとも言えます。

 

年の瀬に動画を見ていた影響か、『ジョジョの奇妙な冒険』を遊びたくなった。で、実際にPS版を遊んだ。そういえば昔はずっとやっていたタイトルである。もともとアーケードで稼働していた対戦格闘モノなのだが、PSに移植する際に原作をなぞったストーリーモードなどが追加されていることで、家庭用に移植する意味を十二分に果たしたことでも知られている。完全版と言える『未来への遺産』が稼働する少し前の発売だったが、仮に発売されていてもPSでは完全移植が出来ないだろうから、どのみち同じ仕様になっただろう。『未来への遺産』とPS版を両方パッケージしたものは発売されていない。

 

格闘ゲームとしてではなく、版権モノとして嗜むのが正しいタイトルだが、正直これを超えるジョジョゲーが出せるのかというレベルの出来になっており、良くも悪くも評価を固定してしまった作品だと再確認できる。とはいえ、『オールスターバトル』は他人がやっているものをチラチラ見てた程度なのだが。
このゲームの凄いところは、原作を極力再現しようという意気込みはもちろん、補完しようというそれも並大抵のものではない点にある。原作にはないポーズのドットもかなり自然に作っており、今やり直すと「原作になかった部分」の精巧さにも驚く。最近放映されたアニメもつまみ食いで見たけど、声はこのゲームが一番ピッタリだろうか。「爆弾仕掛けのオレンジ」のパートは特に雰囲気が良い。

肝心のゲームパートは移植も無印版をベースをしているせいか、かなりムラがある。永久も多く、ペットショップがえげつない以外にもひどい光景がたくさん拝める。この時期のカプコン2D格ゲーは妙に「拾えてしまう」ゲームが多く、本作は『ストリートファイターZERO3』並、いや、それ以上かも。基本は『ヴァンパイアセイヴァー』でスピーディーな展開を持つゲームであり、アークシステムワークス製のタイトルにも影響を与えてるところは多分にあるはずだ。

ジョジョゲーのお約束にもなった「シークレットファクター」は本作から登場している。ゲーム中に原作を再現した行動をとることでボーナス得点を得られるというものだ(一定の数値に行くたびに隠し要素が解禁される)。例えば第一話で承太郎を使用してアブドゥルと対戦するエピソードでは、決着時に牢屋から出ているとファクターが解禁できる。中には苦しいものもあったり、無関係のものもあるが、原作をなぞることとゲームを結び付けようという執着は凄まじいものがある。


当然、対戦パートがメインとなるわけだが、登場しているキャラクター以外のエピソードはミニゲームで再現されているものも多く、ここも醍醐味だ。QTE方式はゲームというより、ボイスドラマを再生しているようなもので、昨今のアニメ版と併せて楽しめる。「ラバーズ」のエピソードはまさかの横シューになっており、ほどほどに雑な作りと再現率の高さが良い。ダービー兄とのギャンブルはすべてのパートがミニゲームになっている。

久々に遊んだ感想としては、自分の中での模範的な版権ゲームになっており、優等生すぎるところが他のゲームを遊ぶ上での障害になっていることも否めない。あまり好きな言い方ではないが、「原作への愛」とやらが強すぎるのか、続編である『黄金の旋風』(アクションゲーム)を遊ぶ時にも、常に3部ゲーの陰がチラつくのだ。コブラチームのあれは抜きにするとして...。

ジョジョゲーはもう少し触り直すと思うので、次は『黄金の旋風』について書いてみるとする。